東北地方太平洋沖地震についてこのたびの東日本大震災で被害に遭われた皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。
今後も微力ながら品評会活動などを通して募金活動を続けてまいります。

スクリーンショット(2013-07-06 2.32.17).jpg


会則(改定版)平成24年2月16日改定 平成24年2月16日公布 平成24年2月18日施行

前文


らんちう協会の法人化に伴う会則の改定にあたり、その歴史と経緯、所信を確認しておく為、前文を記す。

金魚の品種であるらんちうの歴史は古く、江戸時代後期より富裕層の好事の間で親しまれ、『金魚の王様』として、日本全国各地方で品評会が開かれ現在にいたっていますが、その飼育人口も増え、伝統あるこのらんちうを全国統一組織として、らんちうの研鑽、維持保存、向上、更なる普及と伝承を目指し、金魚博士として多くの実績を残された、農学博士松井佳一博士、金魚商石川亀吉氏を顧問に招き、陶芸界で名工としてだけでなく、らんちうの研究において著名な宇野仁松翁をはじめとする9名の理事により、昭和31年(19 56)に立ち上げた日本らんちう協会(任意団体)がその前身です。

そして、平成23年(2011)において、増大した会員、運営資金を有する日本らんちう協会(任意団体)は開かれた団体の在り方として公的に襟を正すという趣旨で、理事会決議により社団法人化致しました。と同時に、人との多様な関係で育まれた『らんちう』を通じ、より系統的に種の保存、向上、伝承を進め、さらには公益的貢献も視野に入れ、平和日本のシンボルの一つとして世界に誇れる伝統文化財の域まで高めるという目標を目指しております。
日本人が育んだらんちうが民俗性において生物と真摯に取り組んだ奥深い成果を広く知っていただきたいのです。


法人化以前は、個人レベルでの品評会での成績ばかりでしたが、法人化を機に更なる飛躍と充実を図って行こうと言う意思をもって歩むという、新しい歴史を創造する努力が始まるのです。 今まで取り組めていなかった関係省庁、研究機関の皆様との相互協力も必要になるでしょう。

ここに会則を見直し、更にはロードマップを作り、組織の整備を進め公益法人を目指す準備を始めていることを宣言し、前文として表明致します。

原案作成 問合せ先 LinkIcon川田洋之助  岡戸三夫

ダウンロードはこちらから可能です

会則1
会則2
会則3
会則4
会則5
会則6
会則7
会則8
会則9
会則10
会則11